インタビュー★目指すは世界! 日本B-girl界でTOP2といわれる女子高生Ami

2015.06.20 DANCE

舞台「アスタリスク」での好演も記憶に新しいKoharu Sugawara、海外のHIPHOPバトルで数多くの入賞を果たすKYOKAなど、10〜20代の女性ダンサーが世界各国で活躍する中、DANSTREETが今1番注目しているのがB-girl Ami!
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今回、BREAK DANCEを始めてわずか5年ながら様々なバトルで好成績を収める期待の女子高生B-girlのAmiにインタビューしちゃいました♪
ソロとしてだけでなく、Good Foot Crew、BDM、Naacals、Style Vale-Tudoというチームにも所属し、活動中の彼女。先生であり、今では一緒にバトルにも出場する仲であるKATSU(ALL AREA Crew)が日本のB-girlでTOP2に入ると太鼓判を押すほどの実力派ダンサー! 彼女の強さの秘訣とは?!


「技が出来た時の達成感がクセになる!」
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ーBREAK DANCEを始めたきっかけは?
最初はHIP HOPを習っていて、当時通っていたダンススクールにあったBREAKのレッスンを受けた時にウィンドミルという技を知って「できるようになりたい!」と思って始めました。HIP HOPでは、スクールの選抜クラスに入っていてコンテストに出たりして楽しかったけど、技が出来るようになった時の達成感がなくてそれだけじゃ物足りなかったんです。


ー今では一緒にバトルに出場する仲でもあるKATSUとの出会いは?

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なかなか技が出来るようにならなくて、他のスタジオへ行った時に出会ったのがKATSUさんでした。今まで習い事感覚で受けていたレッスンも、KATSUさんのレッスンはもちろん、レッスン後のおしゃべりもおもしろくて通い続けましたね。そこでウィンドミルが出来るようになって、その時の達成感がクセになって今も踊っています! あとは、お姉ちゃん(※)も一緒に踊っているのでその影響もありますね。

※Amiさんの実姉ayuさんもB-girl! 先日開催された、Boty B-girl 2vs2に姉妹で出場し、見事準優勝!!!
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—BREAKは、“男のダンス”というイメージはなかった?
レッスンでは女の子も多かったのであまりそういうイメージはなかったです。もともとダンスに詳しくなかったし、ダンサーといえば当時通っていたスクールの先生しかわからなかったくらい。だから、KATSUさんに出会った時も“ダンスを教えてくれる先生”だと思っていて(笑)。KATSUさんがALL AREAとして出たショーやバトルを初めて観た時に「すごい!」と思ったことを今でも覚えています。


「ダンスを続けていられるのはお母さんのお陰!」

—好きなダンサーは?
KATSUさんはもちろん、溝口で一緒に練習しているTHE FLOORRIORZ、ALL AREA、BDMの人たちはカッコ良くて大好きです! 埼玉に住んでいるんですけど、カッコ良いと思う人たちと練習がしたいから、週1、2回は溝口へ行って一緒に練習させてもらっているんです。

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TAISUKE、KATSUYA、WATA、STEEZ、KENTARAW、TATSURO SKI、TOSHIKI SKI、YUYA、ATSUSHIによるブレイクダンスチーム。2012年に開催されたBATTLE OF THE YEAR WORLD FINALで準優勝するなど、世界一に最も近いチームとして注目されている。



ー溝口へ行くようになったきっかけは?

KATSUさんのレッスンをいろいろなところで受けていたんですけど、KATSUさんがオーストラリアへ行くことになった時に「このままじゃヤバイ!」と思って、“KATSUさんがいつも練習している場所=溝口”へ行くようになりました。


—埼玉から溝口へ通うのは大変じゃないですか?

当時、まだ中学1年生だったので、いつもお母さんが2時間かけて送り迎えしてくれたんです。「Amiがやりたいならやりなさい」と言ってくれているし、今もこうやってダンスを続けていられるのはお母さんのお陰です!


—KATSUさんがオーストラリアへ行って何か変化はありましたか?

その時にGood Footというチームに入れてもらったこともあってガッツリ踊るようになりました! このままじゃ置いていかれちゃうと思って、他のレッスンを受けたり、溝口で練習したり。次会った時に上手くなった姿を見せたくて、パワーもフットワークも全部練習しましたよ! 出来るようになった技の映像をKATSUさんに送ったら、Aトラックスという技をKATSUさんよりも抜けるようになったことがあって、その時は「俺の方が形がキレイだ!」と言われて意地の張り合いみたいになりました(笑)。KATSUさんがオーストラリアへ行っていなかったら、ここまで打ち込んでいなかったと思います。

 

「ステージで踊るよりもサイファーが好き!」
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—バトルに出るようになったのは?
KATSUさんがオーストラリアへ行った頃です! 踊り出しちゃえばまだ大丈夫だけど、ネタが飛んじゃったり、失敗することもあるのでまだ慣れないです。ステージが苦手で、お客さんと同じフロアでやるバトルの方が好きだし、サイファー(※)の方が好き! 大きいステージだと緊張しちゃうんです。気持ちが弱いのでビビっちゃう(笑)。海外へ行ってもこれは変わりませんね。緊張しているせいもあって、バトルの時は目が怖いってよく言われちゃいます。

※サイファーとは、サークル(円)になって、その中で1人ずつ踊ること。


—今まで1番うれしかったバトルはありますか?

LIL’ DOLLというB-girlのイベントで優勝したこと! 始めて間もなかった頃だったし、B-girlの中で優勝できたことがうれしかったですね! あとは、Red Bull BC Oneのサイファーで勝てたりするとうれしい! すごいB-boyがたくさん来ているイベントだと優勝まではいかなくてもサイファーにちゃんと出て勝ち上がっていけるのがうれしい!


「KATSUさんとのバトルは楽しく音を聴いて踊れる♪」

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—バトルなどで海外へ行ったことはありますか?
Ami:オーストラリア、シンガポール2回、ロシアくらいですけど、同年代の普通の子に比べたら行っている方かも! ロシアは最近行ったんですけど、ロシア人だからロシア人を応援するという訳ではなく、私たちのことも迎え入れてくれたのですごくやりやすかったです。KATSUさんとバトルに出て優勝しました!


—おめでとうございます! 良いコンビなんですね!

KATSUさんとのバトルはすごくやりやすいです。ネタを気にせず踊れるので考えすぎず、楽しく音を聴いて踊れるんです♪


—コンビの相性は大事ですね!

ただ“踊る”というだけではないので、アドリブがあったり、その場で判断しなくてはいけないこともあるので、組む相手によってバトルの仕方は変わりますね。


—バトルの場合、どういう風に勝敗が決まりますか?

パワー、技、スキル、音にのれているか、全体的にまとまっているか…それぞれの見方があると思います。失敗したら多少減点になるだろうし。服のカッコ良さやその人のシルエットも大事だと思っています。好みがあるので、ジャッジする人によって結果は変わりますね。

 

「B-girlは不利な部分もあれば有利な部分もある!」

—他のジャンルと違って、筋肉がついて太くなったりしやすいけど、何か気をつけていることは?
あまりガタイがよくならないように気をつけています。もちろん、普通の女の子よりは筋肉があるけど、男の子みたいにガチッとなるのは嫌だから、力を使わないでやるやり方を教えてもらったり。フットワークとかトップロックもしっかりやって、そういう面では男の子に負けないようにやらなくちゃいけないな、と思っています!


—体格の差があったりするけど、B-girlで不利だと思ったことはありますか?

力がないから無理矢理バッとやることはできないし、大きさも負けちゃう。でも予選では、ジャッジの人が「あ、B-girlだ!」と注目して見てくれることもあるので、不利なところがある分、有利な部分もありますね。KATSUさんにも、女の子という特権は絶対に使った方がいいと言われているので、女らしく、自分らしくいられるようにしています!


—「自分らしく」というのは?

下品な踊りはしたくないと思っています。でも。そんなに気を使ってバトルをすることはないので、やりたいことをやっている感じ。踊り自体が汚くなるのもイヤなので、フットワークやフロアの基礎を日頃から練習しています。バトルになったらそんなに考えていないですけどね。いつも淡々と踊ってしまうので、相手を意識するように心掛けています!


—映像を拝見しましたが、踊りがキレイですよね。相手の踊りを見て、それに対した踊りをしていくと思いますが、何か計算をしたりはしますか?

もともとネタを組んでいる時もあるんですけど、相手が私には勝てないパワームーブの男の子だと、2ムーブ中1ムーブはパワーじゃないことを入れようと意識したり。パワーで来る子にパワーでやり返しても女の子だと弱いので、そういう時は考えています。でも、実際は緊張しちゃってそこまで考えている余裕がない時の方が多いです(笑)。とりあえず自分のやることだけをやるのみ!!!

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—バトルなどで踊る時と私服で違いはありますか?
バトルの時は、スキニーを穿きますね。最近は、シャツやベースボールシャツを着て、カッコ良く見えるようにしています! 私服は特にこだわりがないんです(笑)。ちなみに今日着ているTシャツは、Cypher codeのもの。下をショーパンにして女の子らしさをなくさないようにしています! バトルの会場へ行く時も、学校の友達と遊ぶ時も私服は変わらないですよ!


—自分がB-girlとして、ココは絶対に負けない! という技や動きはありますか?

B-girlの中でカッコ良くいようと思っています。KanamywやAyaneちゃんのような小さい時からやっている子、大阪のB-girlは、パワーがすごいんです。だから、私はパワーのキレイさ、フットワークの早さとキレイさで勝てるように練習しています!


―音楽にこだわりはありますか?

特にこだわりはないけど、MARさんやTeeさんがかけていると踊っていて楽しいし、普段から聴いているのもあって踊りやすいな、と思います。バトルとかでも、やっぱりMARさんがかけているとノリやすいですね! ちなみに学校へ行く時は邦楽をよく聴きますよ!

 

「みんなで一緒に踊った方が絶対に楽しいのに…」

—今、中高のダンス部が盛り上がっているのは知っていますか?
私が通っている高校にもダンス部あります。女の子が多いけど男の子もいるし、盛り上がっていると思います。文化祭とかでも活躍していますよ! LOCK、HIPHOP、JAZZが多くて、BREAKはいないですね。練習場所ができるから入ろうと思ったけど、部活を中心にしないといけなくて、他でレッスンを受けている子はダメっていう感じだったので入りませんでした。

—学校の友達は“B-girl Ami”の姿は知っている?
中学までは、ダンスをやっていることは知られていたけど、みんなの前で踊るのが嫌だったので学校で踊ったことはなかったんです。高校では、去年の文化祭で踊ったことで、みんながダンスやっていることを知ってくれましたね。今まで踊った中で1番盛り上がったかもしれません(笑)。YouTubeを見てくれた子がいたり、「写真撮って!」と言ってくれる先輩がいました。


—部活としてダンスをがんばっている子へ、応援メッセージをお願いします!

せっかく部活でダンスをやって大会に出たりしているのに、卒業したら辞めちゃうのはもったいないです! 学校以外でダンスをやっている子が入りにくいところが多いみたいなんですけど、そういう子も一緒に踊った方が絶対に楽しいと思います。みんなで楽しくワイワイ踊るのって楽しいですよ♪


—今、高校2年生ということは、そろそろ進路について考える時期ですね!

先生たちが「もうすぐ受験だ!」ってよく言っています(笑)。
大学は行きたいと思うけど、受験するとダンスができなくなってダンスの妨げになるので指定校推薦で行けたらいいな、と思っています。定期テストや出席日数など内申はちゃんとするように気をつけていますよ!


「ダンサーとしてカッコ良くあり続けたい!」

三飯 完結篇1

―ダンサーとしての目標はありますか?
ネタになると曲が聴けなくなることがあるので、曲を聴いて自然に踊れるようになりたいです。
あとは、日本で活躍をするのはもちろんだけど、やっぱり海外からも呼んでもらえるようなバトルをしたい! 毎年、Red Bull BC Ooneに出ているんですけど、JAPAN FINALには出てみたいですね。今年、ヨーロッパで初めてB-girlの優勝者が出たんですけど、世界大会ではまだいないので、まずはJAPAN  FINALに出て、段階を追って世界へ行きたいです!

そして、カッコ良くあり続けること! 勝つことも大事だけど、カッコ良さも大事!!!


(@RADIKAL FORZE JAM 2013)



踊っている姿からは想像できないほど、CUTEなB-girl Ami♡

なんと、7月11日に開催されるRed Bull BC One日本予選2015のワイルドカード4人の内のひとりとして選ばれたのです( ゚Д゚ノノ☆パチパチパチパチ
この日本予選優勝者とワイルドカード1名がアジア予選に出場予定とのこと。

DANCE@LIVE FINAL決勝のバトルも記憶に新しい九州男児のIssei、2013年World Finalに出場したTHE FLOORRIORZのNORIを始め、これまでにWorld Final出場経験のあるB-boyや国内外の大会で実績があるB-boyなど、実力派が勢揃いしているんだ!

これからのB-girl Amiの活躍からますます目が離せない!!!
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posted by DANSTREET

 

 



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