レポート★満員御礼!!! 新世代ダンサーたちが作り上げるストリートダンスの“枠”を越えた舞台「A Frame」

2015.11.30 DANCE

11月22日(日)・23日(祝・月)に渋谷で行われた巨大ダンスフェス「Shibuya StreetDance Week」

“ストリートダンス”をキーワードに、表現者と参加者と舞台を繋ぐことを目的とした新しい巨大ダンスプロジェクト!

 

この渋谷区を巻き込んだビッグイベントの2日目に行われた、ストリートダンス舞台公演

『A Frame』(ア フレイム)

元スーパーキッズだったダンサーたちが、大人になって一つの舞台を作り上げるという注目の舞台!

今回はその模様をレポートします☆

 

出演したのは、90年代生まれの日本の若手トップダンサー10名と、同じく90年代生まれの東南アジアダンサー6名からなる「The90sASIA(ザ ナインティーズ アジア)」

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▲「The90sASIA」&はたけやま裕(パーカッショニスト)&演出家(スズキ拓朗、oguri、Jillian Meyers)

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7つのフレイム(枠)から次々と飛び出すメンバーたち。

ヒップホップ、ハウス、パンキング、クランプ、ブレイク、ガールズ、ジャズ… 各ジャンルの動きを一つずつ紹介するように、次々と入れ替わりながらのオープニングダンスで、冒頭からグっと引きつけられる!!

ピアノの音に合わせ、それぞれのダンススタイルをミックスしていく…。ビートのない音で踊るという“ストリートダンスの枠”を越えた瞬間。どんな音でも表現できるダンサーたちのスキルの高さは鳥肌ものですッ!

 

普通のダンスイベントでは感じられない、ダンサーたちがステップする音や、息づかいが聞こえ、舞台ならではのライブ感がとても新鮮でした。

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▲キッズの頃からダンスシーンで認められてきた実力派メンバーばかりで、90年代生まれの若手ながら、すでに貫禄たっぷり!

 

「A Frame」のメインテーマは『学校』。先生の目を盗んでダンスで遊ぶというシーンでは、本当に仲良しなクラスメイトのようなナチュラルな演技がステキでした♪

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▲クラス全員ダンスが大〜好き!つい踊りたくなっちゃう!

 

そしてなんと言っても、海外メンバーたちのキャラクターが個性的で最高! 言葉の要らないダンスは、“国境の枠”を越えられるステキなコミュニケーションツールなんですね☆

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タイトルにもなっているフレイム(枠)が、場面ごとにいろんなものに変化。鏡、トビラ、窓、黒板、テレビ、自動販売機…ダンサーの動きと白いフレイムだけで景色がどんどん変わります!

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メンバー一人一人が主役になる構成で、それぞれのスタイル、ノリ、個性が楽しめる演出。

ダンスをやっている人には新鮮な“舞台”であり、ダンスを知らない人にはストリートダンスのカッコよさが伝わった“ステージ”となったはず☆

 

 

そして舞台終了後、演出家3人によるトークショーが開かれました!

アメリカの超有名コンテストで2年連続優勝! 日本のみならず世界中のアーティストやダンサーからオファーが絶えないs**t kingz」のメンバー、oguri

そして様々な舞台公演で豊かな演出・表現力を評価され、ジャネット・ジャクソンにも認められた世界的ダンサーJillian Meyers(ジリアン・メイヤーズ)

そしてダンスカンパニー「コンドルズ」のメンバーとして、振付家・演出家・ダンサーとしていくつもの舞台を手がけているスズキ拓朗!!

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©Tadamad Iguchi / DANCE DANCE ASIA

oguri:彼らの過去の作品を色々見て、今回の「A Frame」を作っていきました。今回は海外メンバーとの作品でしたが、特に日本人ダンサーとの違いはあまり感じませんでした。出身地、言葉、人が違う…それくらいの違いだと思っています。みんなすごく楽しんで参加してくれていたので、僕もすごく楽しかったですね。演出する面白さや難しさをいろいろ感じ、とても良い経験になりました。

Jillian Meyers:毎日稽古場に行くのがとても楽しかったです。そこでダンサーたちがダンスを通じて文化交流をしているのがとても良かった。稽古は英語や日本語、各国の言葉に訳しながら行なわれましたが、ダンスがみんなの共通言語だったと思います。

スズキ拓朗僕は、舞台の設計図のようなものを作りました。“フレイム(枠)”というのが最初にテーマとしてあって、そこからoguriさんと一緒に作っていったんですが、ダンサーのみなさんが見事に壊してより良いものにしてくれましたね(笑)。クオリティが高いからこそできるいろんなアイディアが、すごく面白かったです。今回のテーマである「フレイム」を日本語にすると「枠」になりますが、この漢字をよく見ると「九」と「十」という漢字が入ってるんです。偶然なのですが、90Sにピッタリですよね! ストリートダンサーは、技術が高いし遊び心のある人が多いので、どんどん舞台の世界に進出してくれたらなと思います。

 

 

ストリートダンス、カルチャー、舞台、表現、国境、言語…様々な“フレイム(枠)”を越えた舞台、「A Frame」。

キッズの頃から活躍してきた90年代の新世代ダンサーだからこそ、物怖じせず何事にもチャレンジできるのかもしれません。

これからのストリートダンスシーンに求められるのは、彼らのようなグローバルなダンサー。彼らの未来、そして彼らが育てる新たな2000年代生まれのダンサーたちの未来が楽しみですね!!

 

 

「Shibuya StreetDance Week」オフィシャルサイト

「A Frame」特設サイト

踊る、つなぐ、アジア「DANCE DANCE ASIA」オフィシャルサイト

 

 

 

posted by DANSTREET



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