インタビュー★自分の可能性と向き合え!波乱万丈のダンスエンターテイナー ISOPPが10代へ送る熱いメッセージ!

2017.08.31 DANCE

これだけ激しい人生を送っているダンサーも珍しいと思います!

ISOPP(イソップ)

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言わずと知れた国内ブレイクダンスシーンの功労者であり、ダンサーの可能性を広げたカリスマ的存在感のダンサーです!

NHK教育テレビ『ストレッチマンV』の「オレンジ」でも子供に大人気、自身のグループGOODMenでは「総合的にいい男」を目指し、予測のつかない(?)オリジナルな活動を展開中!

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ダンスレッスンで学校をまわる機会も多いという彼、DANSTREET/ダンスクでも「ガチDANCEサポート」で熱いワークショップをやってくれましたね!

彼には、ダンスだけじゃなくて、熱い言葉がある!メッセージがある!ハートがある!

Twitterでも「強く生きる」熱いメッセージが綴られています。

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▲最近リニューアルしたISOPPオフィシャルページ!

 

故郷の九州から大阪〜東京と活躍の場を広げつつ、アンダーグラウンドシーンからオーバーグラウンドまでを駆け抜けるが、突如難病にかかり生死の境をさまようことに……。

その激動の半生をインタビューで振り返ってみましょう!

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壁にぶち当たった時が
ストイックにならざるを得ないタイミング

*ダンスをはじめたきっかけ。
ISOPP:『元気が出るテレビ』のダンス甲子園を見てですね。もともと中学生の時に、テレビに出ている人たちのような有名な人になりたい!というざっくりした夢がありました。やっぱり男だから、カッコいい!すげー!って言われたいって思っていて、それがギュって詰まったのがダンサーだったんですよね。まだ当時はダンスが広がりきってなかったから、すごく新しい世界を見た感じでした。ダンサーってうのは、イケてて、カッコよくて、オシャレで、アクロバットなこともできるっていう兄ちゃんたちを全てギュって合体した感じの人に見えたんです。素直に「俺もやりたい!」って思いましたね。最初はロックダンスでしたけど、アクロバティックでイケてる、カッコいいものを極めたら、ブレイクダンスに行き着きました。

*練習はどのように?
ISOPP:最初はやり方がわからなかったので、ダンスというよりモノマネしていました。ラジカセで、ダンス甲子園の音をまるまる吹き込んで、同じ振り付けをモノマネして。でも恥ずかしいから、人に見られたくなくて、こそこそと夜中に公園とかで(笑)。
高校生になって駅前で練習するようになってからは、ちょっと踊れるようになったからそれがステータスなんですよ。いろんな高校の女子が集まってきたり、地方の雑誌が取材にきて、ちょっとイイ気分。狭い世界ですけどね(笑)、ダンスをやると人の見る目が、世界が変わるんだって感じましたね!

そこでは、見ている人たちのリアクションを学びましたね。早くも、人気が出るダンサーと人気が出ないダンサーに分かれるんですよね。華があるのとないのとか。これは上手い下手ではなくて、もちろん容姿もあるんですけど、踊っている姿がカッコいいとか、雰囲気とかを女子たちはすごく重視していたんだと思います。

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▲ISOPPもジャッジで参加の10代男子限定SNSコンテスト「踊Menグランプリ」!

*どのように上達した?
ISOPP:最初の頃は、そうやってチヤホヤされたりが楽しいんですけど、壁にぶち当たった時にストイックにならざるを得ないタイミングがくるんですよね。それを何とか越えられたら次のステップにいけるし、うまくなっていくんですよ。地元の福岡でも小さな大会に出ていましたし、大阪でBRONX(ブロンクス)というチームを組んでからは、いろんな大阪の大会に出場するようになりましたね。

24歳、死んでしまったら終わりなんだから
どうせ死ぬなら何でもできる!

*転換期は?
ISOPP:24歳の頃ですね。その時に自殺しようとしていて、ダンスもやめてすごく生活が荒れていたんです。ダンスをやりながら大阪に出てきた時は俳優養成事務所にいました。さらにチャンスを求めて、オーディションを受けながら上京してきた頃に、ダンスのスランプや失恋もあって、大きな不安まみれで何もかもが嫌になって「やーめた」ってなったのが24歳だったんですね。もうフテくされてるから、考え方とかマインドもネガティブになってしまい、それでドスーンと落ちたんですね。1週間くらい毎日9階のベランダに立ってました。でも飛ぶ勇気もなくて……。

結局、ギリギリの崖っぷちまで追い込まれないとわからないことあったんです。死んでしまったら終わりなんだから、やりたいことやってからにしよう!と。どうせ死ぬならなんでもできる!って捨て身な考えになって、死ぬ勇気があればなんだってできる!って、少しずつパワーを戻していきました。そこからは自分で身を立てようと、ソロバトルにこだわり始めました。プロのダンサーになるぞ!って思ったのもその時ですね。

*ダンサーとして目指した場所は?
ISOPP:場所っていうのは特になかったです。でもダンサーって言ったら誰知ってる?ってなった時に必ずISOPPの名前が上がってくるような、この世界の中では一番認知を持たれるくらい頑張ろうって思っていました。

 

死を覚悟した24歳から立ち直り、ダンサーとしてアーティストとしてのメジャーへの挑戦と苦闘、2014年に彼を突如襲った「後縦靭帯骨化症」という難病と大手術。

その先にISOPPが見るものとは───。

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10代ってみんな心のどこかにダイヤが眠ってる
それは掘ってみないと見つからないんです

*メジャーへ挑戦して、難しかったところ、面白かったところは?
ISOPP:アンダーグラウンドとオーバーグラウンドの違いを痛烈に感じた時です。オーバーグラウンド(メジャー)には、売りのプロっていうのがいて、たくさんの大人たちの手が協力し合って売っていく。アンダーの僕らも、もっと有名になりたい!もっとすごいことやりたい!って思ってたんですけど、やっぱその力の違いを痛烈に感じました。

同じダンスを踊ってるにしても、アンダーにはすごい人めちゃくちゃいっぱいいるのに、なんであの人フューチャーされないんだろうと思っていましたけど、今その答えを言ってしまえば、ダンスがすごいだけで、やり手のプロデューサーがついてる訳でもないし、売りのプロがいなければ、皆に知られることもない。だからアンダーグラウンドなんだなと思いますね。

アンダーグラウンドの場合は、ダンスだけできて他ができない人が多いけど、オーバーグラウンドは、バランスがいいなって思いました。ダンスだけじゃなく、喋りやキャラのバランスがいい。だから広く人に伝わるのかなと思います。

*2014年には大病と手術をしました。
ISOPP:お釈迦様も「人生は世の中苦である」と言っていたくらい、悲しみと喜びはセットでくるものなので、自分はこれくらいのハンデを持ってやりなさいと言われているんだと感じましたね。あるいは、もう少し違う方面に目を向けた動きをしてみたらどうだい?というメッセージだと受け止めています。あとは、やっぱどんなに嫌なことがあっても、寝る前に「まぁ、生きてるからいいや」って思えるようになりました。だから前よりヘコたれなくなりました。

24歳の時の自殺願望に関しては本当に浅はかだったなと思うし、もう絶対にしない!と決めたんですけど、今度は病気になって、生きたいのに死にかけるという目に遭ったわけです。これまでの人生で、命というものにめちゃくちゃ密に触れる瞬間が2回あったわけですね。その時に自分は大きな転換をしてます。1回目の転換期が24歳で、2回目の転換期が病気をした時です。そういう時に人って覚醒するのかなと思います。

*これから次世代に伝えたいこと・一緒にやりたいことは?
ISOPP:僕も若いヤツと一緒に青春したいですね! やっぱり新鮮な気持ちになれるから、ピュアな野心に燃えてる子達と、牙を失ってないあの子達と一緒に可能性を感じながら、同じ空気吸って面白いことやりたいって思いますね。僕の方が少しだけ早くダンスの業界で携わってる分、知らないことも知ってたりとか、あると思うんですね。そういう知識をどんどん落としていきたいです。

僕はこれまでやってきてこう思うんです。まずは自分がやれるところまでやって突き詰めてから、何かにぶち当たった時に初めて、自分の可能性と向き合うエリアにいくんだと。だから、最初の頃はコンテストやオーディションに出て、結果にコミットするのもいいと思う。ブレイクダンサーも若いうちにめっちゃタイトルを取りにいくのは賛成です。だけどその先に、さぁどうしていこうって考え始める。はっきりと結果が出て、いろいろ考え始める。そこで自分なりの答えを求めて彷徨い始めた時に「自分と向き合うエリア」に突入してくるような気がするんです。

10代ってみんな心のどこかにダイヤが眠ってる。でもそれがまだ表に出てないだけなんですよね。それがダンスかもしれないし、他の何かかもしれないし、自分でもわからないんですけど、いろいろ掘ってみないと見つからないのが10代ですからね。

子供というのは大人の背中を見て育つものなので
大人が楽しそうにやってると真似してやるんです

*ダンス部の状況に関しては?
ISOPP:今後、ダンスが教育に及ぼす可能性はめっちゃあると思います。もう逆に、僕はずっとそういうことをやってきたので「ようやく気づいたか!」って思ってるくらいです(笑)。やっぱ言葉が通じなくても、ダンスは間と雰囲気でいろいろなことが伝えられるというところが、まず言い訳がましくない。無理やり言葉でこじ付ける大人が多い中、まず自分の体を張って見せるという教え方。子供というのは大人の背中を見て育つものなので、大人が楽しそうにやってると真似してやるものなんです。楽しく踊ってみせるだけで伝わってくれるのがダンスなので、そういう気持ちで踊っていればいちいち説明しなくても子供はついてきてくれる。

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*これからの予定・目標・夢は?
ISOPP:昔も今もあまり変わらないんですけど、とにかく僕は「今」の連続で生きてきたので、とにかく1日を完全燃焼するっていう小さな目標、1日分の目標ですね、それを積み重ねていくことしか考えてないです。だから、よく5年後10年後のビジョンはなんですか?って聞かれるんですけど、そんなのわかんないっていつも言ってます(笑)。5年後10年後の日本がどうなってるかもわからないし。ただ、いつ死ぬかわからないような経験をしたので、とにかく「今」の連続なんだっていうことはわかります。僕は目先のハードルしか見てないタイプです。だから毎日けっこう挑戦してます。寝る前に、次の日にやることを携帯のメモに書き出しますからね(笑)。

interview by Hisayoshi Ishihara
posted by DANSTREET

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