レポート★寒さを吹き飛ばすダンスタバトル大会!西日本の優勝は京都府立山城高校が二連覇!

2018.12.29 HIGH SCHOOL

>>1・2回戦より

〜3回戦〜

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(第1試合)
×奈良市立一条高等学校(オイラーズ)
(0−3)
◯上宮高等学校(ILL18)
一条がゆるいロックのソロで攻め、返すようにヒップホップのソロで上宮が対抗。似たようなスタイルだったため、バトルというよりもダンスの風通しの良い楽しさで溢れた時間だっだ。

(第2試合)
×同志社香里高等学校(novedge)
(0−3)
◯北九州市立高等学校(STYLE KINGS)
同志社のパンキングソロに対して、北九州はスタイル系のブレイク。後半はヒップホップ対決。ブレイク技の難易度で北九州が勝利。

(第3試合)
◯大阪府立吹田高等学校(SK crew)
(3−0)
×京都精華学園高等学校(Def Buddy)
前半の重めのヒップホップでノリをつかむが両者やや単調な展開。後半に吹田の迷彩服ブレイカーの技が会場を沸かせ勝負を決めた。

(第4試合)
×北九州市立高等学校(N9SD CREW)
(2−1)
◯常翔啓光学園高等学校(Elaboration)
ワックで始める北九州に対して、常翔もワックで対抗。後半のジュラシック5に、北九州の男子ダンサーのノリがハマり、常翔も16ノリで対抗する。

(第5試合)
×奈良県立奈良高等学校(0.05)
(0−3)
◯同志社香里高等学校(Tre barn)
大きなノリで攻める奈良に対して、持ち前のキレで対抗する同志社。後半に曲と空間を操った同志社が完勝!
★ナイスバトル!

(第6試合)
×大阪府立山本高等学校(Phoenix)
(1−2)
◯神戸村野工業高等学校(ARY Street)
背の高い女性ダンサーが大きなノリを始め、クランプで合わせてくる神戸村野。ダンスの幅の広さと曲との相性で山本に分があったようだが、神戸が気合いで勝利。

(第7試合)
×上宮高等学校(Ass!sta)
(0-3)
◯京都府立山城高等学校(ヤマアラシのジレンマ)
上宮のノリの掴み方が良い。大声援を背にエネルギッシュに迎え撃つ山城。後半はより展開を作って盛り上げた山城が勝利。ヒップホップ!
★ナイスバトル!

(第8試合)
×大阪府立市岡高等学校(9 Season Crazies)
(1−2)
◯神戸村野工業高等学校(Revolution Crew)
前半は市岡の音ハメの良さが目立つ。余裕のノリで神戸村野が対抗し、後半は市岡のワックが炸裂。ブレイクの大技で対抗し、神戸村野が勝利。

 

〜準々決勝〜

(第1試合)
◯上宮高等学校(ILL18)
(3−0)
×北九州市立高等学校(STYLE KINGS)
ここに来て上宮が隠し技のハンカチトリックを披露。北九州がシブいノリで返し、後半は上宮がパーティーダンスのルーティン。北九州が執念のパワームーブをかますが、上宮のダンス力に屈する。

(第2試合)
×大阪府立吹田高等学校(SK crew)
(0−3)
◯常翔啓光学園高等学校(Elaboration)
ブレイク技を繰り出す吹田に対して、ヒップホップで対抗。ここでも吹田の迷彩ダンサーの個の力が発揮されたが、常翔の曲への対応力が優った。

(第3試合)
×同志社香里高等学校(Tre barn)
(1−2)
◯神戸村野工業高等学校(ARY Street)
気合いがぶつかり合った好勝負。キレと幅の広さで王道勝負する同志社に、ダンスをはみ出すようなエナジーで踏ん張る神戸村野のクランプが炸裂!
★ナイスバトル!

(第4試合)
◯京都府立山城高等学校(ヤマアラシのジレンマ)
(3−0)
×神戸村野工業高等学校(Revolution Crew)
ここまで来ると、力というよりも気持ちの勝負が大きい。個々のスキルを見せながら、残されたルーティンを絞り出す。ジャッジも悩ましいところ!

 

〜準決勝〜

(第1試合)
◯上宮高等学校(ILL18)
(3−0)
×常翔啓光学園高等学校(Elaboration)
このレベルになると本当に接戦。常翔のパフォーマンスに対して、よりルーティンの多彩さを見せた上宮がモノにした。DSC00841

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(第2試合)
×神戸村野工業高等学校(ARY Street)
(0−3)
◯京都府立山城高等学校(ヤマアラシのジレンマ)
気合いと肉体で勝ち上がって来たクランパー神戸村野に対して、山城もダンスに加えエナジーと場外乱闘で対抗。乱戦を制したのは山城!

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〜決勝〜

×上宮高等学校(ILL18)
(0−0)
◯京都府立山城高等学校(ヤマアラシのジレンマ)
決勝は白熱の真っ正面からのダンス対決。上宮のルーティンの豊富さ、音ハメのうまさ、ピークの作り方。山城の超高校級のアクロバットに鉄壁のチームワーク、男子ならではのブチかまし精神。どちらも勝者のような好勝負だった!

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優勝:京都府立山城高等学校(ヤマアラシのジレンマ)
※大会二連覇達成!

 

 

<<総評>>

今回、東日本に加えて初めて西日本のバトル大会も取材した。いくつか気付いたことがあったので、以下に列記しよう。

★2回戦までは戦略を綿密に!
本大会は、参加への敷居を下げるために2回戦までは持ち込み音源による特別なバトル形式が取られている。言わば、3人チームでの振り付けを披露し合う形だ。とはいえ、如何にバトル的な雰囲気を持たせるかがキモであるし、構成やソロでの盛り上げなどを戦略的に考え、なるべく「出たとこ勝負」にならないほうが良い。だから、バトル初心者のチームにも取り組みやすい大会なのだ。

★勝敗のポイントはソロか?ルーティンか?
実力派のソロプレイヤーがいるチームはここぞというところで強い。が、バトルが重なる毎にそれも飽きられていってしまうし、時間を持て余してしまう場面も見られた。やはり勝ち上がっていくには、ダンスの幅の広さやルーティンの豊富さを見せられるチームが強いのだ。ダンスバトルは即応性が問われるが、同時にチームバトルはどれだけ準備して練習してきたかも重要。そのためにはやはり練習量。強いダンス部は、遊び感覚でバトル練習を楽しんでいるし、音を感じる力を育み、ダンスカルチャーをより楽しむためにも、大会参加の如何を問わず、バトル練習はぜひ取り入れていってほしい。

★意外に少なかった西日本と東日本の実力差
本大会には全国決勝というのはないのだが、予想とは違って東日本チームの実力が目に付いた。西日本ならではのワックやロックのキレに対して、東日本は戦略性とルーティンの豊富さに秀でている。全国決勝があったとしても十分に良い勝負になるだろう。それよりも、東西ともに男子の元気さがますます目立つ。男子高校生ならではの目立とう精神、若気の至りみたいなところがバトルにぴったりハマるのだ。ひょっとしたらダンス部大会は、女子はコンテスト、男子はバトルのような図式ができてくるかもしれない…そんな予感を持つほど高校生男子ダンサーの元気な姿がたくさん見れました。

(DANSTREET/ダンスク!編集長:石原久佳)



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